Implant

インプラント治療

Implant

Implant

インプラント治療について

インプラント治療は、歯が抜けた部分に人工の歯根(インプラント体)を埋入し、その上に人工歯を装着する方法です。
自分の歯のようにしっかりと咬むことができ、見た目も自然で審美性に優れているのが特徴です。
当院では、最新の治療機器を導入し、徹底した衛生管理のもと、安全なインプラント治療を提供しております。患者様が安心して治療を受けられる環境づくりに努めておりますので、歯を失ってお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

歯が抜けたままにされていませんか?

歯を失ってしまったら、できるだけ早めに治療を受けることが大切です。
放置してしまうと、隣り合った歯が倒れてきたり、反対側の歯が伸びてきたりして、歯並びや咬み合わせのバランスが崩れかねません。結果的に、あごの関節に負担をかけ、痛みや腫れなどのトラブルを引き起こす可能性を高めます。
また、片側だけで噛むことが多くなると、顔の筋肉のバランスが変化し、顔の形に影響を及ぼします。さらに、頭痛や肩こりなどの全身的な不調を引き起こすとも言われています。

当院のインプラント治療の取り組み

技術の進歩により、現在のインプラント治療は大がかりなものではなく、安全かつ低侵襲な外科手術をご提案できるようになりました。 当院でも、患者さまの痛みや恐怖心を最小限に抑えるため、できる限り切開を避け、負担の少ない治療方法を採用しております。その際、インプラント体の長期的な安定性を確保する都合上、十分な骨量の確保が不可欠です。
また、長期の使用に耐えられる骨量を確保できるか確認しています。残念ながら不適応の場合は、代替案をご提案いたします。

Point.01

歯科用CTによる精密診断

インプラント治療を成功に導くためには、術前の緻密な診断が欠かせません。
当院では、歯科用CTを導入し、骨格や血管、神経などの立体的な情報を詳細に把握しております。従来の平面的なレントゲン画像では確認が難しかった神経の走行なども、歯科用CTを用いれば、正確に把握することが可能です。また事前に治療のコンピュータ・シミュレーションも行えます。

Point.02

ジンヴィ・インプラントを使用

安全にインプラント治療を行う上では、信頼のおけるメーカー品を扱うことが欠かせません。そのため当院のインプラント治療では、世界四大メーカーの一つであるジンヴィ(ZimVie)社製のインプラントを使用しています。
ジンヴィ(ZimVie)社は、インプラントに関しては何十年もの研究開発の実績があり、患者さまのニーズや治療技術の進歩に合わせて製品を改良し続けてきました。その結果、ジンヴィ・インプラントは世界中で高い評価を得ており、多くの歯科医師や患者さまから信頼されています。

ジンヴィ・インプラントの特徴

骨との結合が容易
ジンヴィ・インプラントは、他社製品では対応が難しいとされるケースにも適用できる場合があります。なぜならジンヴィ・インプラントは、骨との結合性に優れているからです。インプラント体と骨組織が強固に結合することで、長期的な安定性と高い成功率が期待できます。
高い信頼性
ジンヴィ・インプラントの安全性と有効性は、数多くの研究によって裏付けられており、患者さまに安心してお使いいただける製品として知られています。実際にアメリカを中心に世界中で多くの臨床実績が蓄積されています。また、ジンヴィ・インプラントは治療期間の短縮が可能であることから、より多くの患者さまに選ばれる傾向にあります。

インプラント治療の流れ

  1. 01

    治療相談

    インプラント治療をご検討中の患者さまを対象に、治療相談を行っております。 お口の中の症状やお悩みをお聞かせいただき、患者さまのご要望やライフスタイルに合わせた治療プランをご提案します。

  2. 02

    検査診断

    インプラント治療を安全かつ確実に行うためには、患者さまの全身の健康状態と顎の状態を詳しく把握する必要があります。

    精密検査

    お口の中の状態を詳細に把握するための総合的な検査
    問診・レントゲン撮影・CT撮影・口腔内検査・口腔内写真撮影・検査用模型の作製など、総合的な精密検査を実施しております。これらの検査により、お口の中の状態を立体的かつ詳細に評価することができます。

    適性診断

    検査結果に基づく適切な治療方針の決定
    精密検査の結果をもとに、インプラント治療の適性を診断いたします。顎の骨量や骨質・残存歯の状態・咬合関係などを総合的に評価し、治療方法や治療期間を決定いたします。

  3. 03

    治療開始の準備

    治療開始前には、むし歯や歯周病の治療、口腔内の清掃とセルフケア指導を行います。

    事前処置

    インプラント治療前のお口の中の環境整備
    インプラント治療前に、むし歯の治療や歯周病の治療を徹底して行います。健康な口腔内環境を整えることで、インプラント治療の成功率を高められます。

    清掃・
    セルフケア指導

    専門的な口腔内清掃とホームケアの指導
    正しいブラッシング方法やデンタルフロスの使い方など、セルフケアの指導も行います。適切なセルフケアを習慣化することで、インプラント治療後の口腔内の健康維持にもつながります。

  4. 04

    治療開始の準備

    基本的には、2段階の手術で人工歯根を埋入し、土台を取り付けていきます。

    1次手術
    顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋入する手術です。手術は局所麻酔下で行われ、切開を最小限に抑えた低侵襲な方法を採用しております。手術後は、インプラント体と骨が結合(オッセオインテグレーション)するのを待ちます。この期間は通常3~6ヵ月ほどですが、患者さまのお口の状態によって異なります。
    2次手術

    土台(アバットメント)の取り付け
    インプラント体と骨の結合が完了した後に行う手術です。インプラント体の上部に土台(アバットメント)を取り付けます。土台は、最終的に装着する人工歯(上部構造)を支える役割を果たします。手術後、土台に仮の歯を装着し、2週間ほど様子を見ます。

    術前・術後の注意点

    術前

    • 手術前は十分な睡眠をとってください。
    • 締め付けない楽な服装でご来院ください。
    • 朝食(昼食)は普段通りお召し上がりください。絶食する必要はありません。

    当日

    • 術前、お手洗いに行っておいてください。手術の最中はいけません。
    • 体調を整えておいてください。体調が悪い時は、当日でも構いませんので、ご連絡ください。

    術後

    • 術後、腫れ・痛みを伴うことがあります。
    • 強いうがいは避けてください。
    • 1週間くらいは大きな行事を入れないでください。
    • 手術部位に触れたり、舌で触ったり、圧をかけるようなことはしないでください。
    • 手術部位の歯磨きは指示があるまでしないでください。手術部位以外の歯磨きは通常通り行ってください。
    • 薬は指示どおりに服用してください。
    • 手術当日は安静にしてください。
    • 長い入浴・飲酒・運動は避けてください。
  5. 05

    被せ物作製・装着

    インプラント治療の最終段階として、人工歯(上部構造)の作製と装着を行います。まず、歯型を採取し、患者さまのお口の状態に合わせた人工歯を設計します。 装着の際は、咬合関係や適合状態を入念にチェックし、必要に応じて調整を行います。人工歯の装着をもって、インプラント治療は一旦終了です。

  6. 06

    メインテナンス

    インプラントは、適切なメインテナンスを行えば、長年にわたって安定した状態を維持することが可能です。しかし、歯や骨の状態・咬み合わせ・全身の健康状態などのバランスが崩れると、インプラントの寿命が短くなってしまう可能性があります。
    そのため、治療後のメインテナンスは非常に重要です。
    当院では、定期的なメインテナンスを通して、インプラントを良好な状態に保つためのサポートを行っております。

料金案内

料金(税込) 385,000円/本
※上部構造含む
治療期間 6ヵ月~10ヵ月
治療回数 8回~12回

治療後のメインテナンスが大切です

当院では、インプラント周囲の状態を詳細にチェックし、異常を早期に発見・治療することで、インプラントの長期的な安定を図ってまいります。
インプラントは人工歯根であるため、むし歯になることはありません。しかし、インプラント周囲の歯肉や骨は天然の組織であり、細菌が感染することで、インプラント周囲炎(インプラント周囲の歯周病)を引き起こす可能性があります。
インプラント周囲炎が進行すると、インプラントを支える骨が溶けてしまい、最悪の場合、インプラントが脱落してしまうこともあります。患者さまご自身では、インプラント周囲の異変に気づきにくいため、定期的なメインテナンスが重要です。

予防歯科