Pediatric
小児歯科

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小児歯科について
「いつ、子どもを歯医者に連れて行けばいいか分からない……」「歯みがき、ちゃんとできてるかな?」「下の子が小さくて一緒に連れていけない」「子どもが歯医者をイヤがって困っている……」など、そんなお悩みはありませんか?
当院では、お子さまの身体と心の健康を親御さまと一緒にサポートするため、ブラッシング指導やフッ素塗布など、お子さまのむし歯予防に力を入れています。
お子さまと
歯医者に通うタイミング
お子さまの歯の健康を守るためには、成長の各段階でお口の状態をチェックすることが大切です。
特に、乳歯が生え始める時期、乳歯列が完成する時期、永久歯が生え始める時期、永久歯列が完成する時期などは、歯科医院での定期検診が欠かせません。一見問題がなくても、専門家による評価を受けて、お口の健康状態や成長の過程を確認するようにしましょう。また、フッ素塗布を年に4回行えば、歯質が強化されて、むし歯のリスクを抑えることが可能です。
歯医者に慣れさせてあげましょう
歯科医院に通う習慣を小さい頃から身につけることができれば、生涯にわたるお口の健康維持に大きく貢献してくれます。定期的な歯科受診により、むし歯や歯周病の予防、早期発見・早期治療が可能となり、歯の治療費を抑える結果に結びつくのです。
そのため、当院では、歯科医院を「痛くなったときだけ行く怖い場所」というイメージではなく、「いつも通う身近な場所」と捉えてもらうことを大切にしています。
その一環としてキッズスペースを設け、お子さまとご家族が安心して通院できる環境を整えています。日頃からの定期検診で、お子さまの健やかな成長を支援いたしますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
1歳になる頃から

生後6~8ヵ月頃にかけて、初めての乳歯(下の前歯)が生えてきます。
乳歯は永久歯に比べて柔らかく、また表面のエナメル質が薄いのでむし歯になりやすいという特徴があります。
1歳になる頃には上下、前歯が複数本生えてきて、本格的なブラッシングに備える時期です。
歯の本数と離乳食のペースを合わせることが、正しい咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)を促し、より良く心身の発育を助けます。
Check point
歯みがきの習慣づけがとても大切です
お子さまの歯の健康を守るためには、歯磨きの習慣づけが何より大切です。まずは、歯ブラシを持つことに慣れてもらうことから始めましょう。
遊び感覚で歯ブラシに触れる機会を作り、コミュニケーションの一環として楽しく歯磨きを行うことが大切です。お子さまが自分で歯磨きをする場合でも、保護者の方による仕上げ磨きが欠かせません。
※慣れさせると言っても、歯ブラシをくわえて走るのはやめましょう!!大事故につながる可能性があります。
歯が生え揃ったとき

1歳半から3歳頃にかけて、乳歯が生え揃います。この時期には、自治体が実施する「1歳半検診」や「3歳児検診」を必ず受けましょう。むし歯などの異常が見つかった場合は、早めに歯科医院にご相談ください。
特に4歳以降は自治体の検診がなくなり、むし歯のリスクが高まります。保護者の方による仕上げ磨きを徹底しましょう。「いずれ乳歯は抜けるから」とむし歯を放置することだけは、絶対にやめてください。永久歯に悪影響を及ぼす可能性があります。
Check point
ご家庭の環境に合わせたむし歯予防を一緒に考えます
むし歯は一度罹患すると再発しやすいのが特徴です。
そのため当院では、ご家庭の環境や状況に合わせたむし歯予防の方法をご提案いたします。お子さまの乳歯列の健康を守るために、定期的な歯科受診とケアを心がけましょう。
生えかわりが始まったとき

6歳から12歳頃は、乳歯から永久歯への生え変わりが進む時期なので、いくつかの特徴があります。
まず歯の大きさがバラバラで歯磨きが難しくなり、むし歯のリスクが高まります。
また、保護者の仕上げ磨きから自立した歯磨きへの移行期でもあり、自分の意思で食べ物を選ぶ機会が増えるのも特徴です。そのため、この時期はフッ素塗布などの予防処置を受けるとともに、子どもの成長や習熟度に合わせて適切な歯磨きの移行のタイミングを見極め、正しい知識を身につけ健康的な食生活を心がけることが大切です。
中高生になるとむし歯や歯周病予備軍の確率が高くなります

中学生・高校生になると、むし歯や歯周病のリスクがさらに高まります。なぜなら部活動や学業で忙しくなり、生活習慣が乱れがちになるためです。歯磨きの優先順位が下がり、むし歯が多発してしまうこともあります。そこで、春・夏・冬の長期休暇を利用して、歯科検診を受けることをおすすめします。その際、思春期は、自立心が芽生える時期でもあるため、保護者の方と連携しながら、お子さま自身が主体的に歯の健康管理に取り組めるようサポートしていきます。
仕上げみがきをしてあげましょう

自分でしっかりと磨ききれない小学校低学年頃までは、保護者の方による仕上げ磨きが欠かせません。
仕上げ磨きは、お子さまの歯の健康を守るだけでなく、親子のコミュニケーションを育む機会にもなります。理想は毎食後の仕上げ磨きですが、難しい場合は、夕食後や就寝前など、決まった時間に習慣づけることをおすすめします。
お子さまの成長に合わせて、仕上げ磨きの方法を工夫し、楽しみながら行うことが大切です。
マイナス1歳からの
むし歯予防が大切です

お子さまの歯の健康は、出産前から考える必要があります。生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはむし歯菌はいませんが、家族からの感染により、むし歯になりやすい口内環境が作られてしまうことがあるからです。
そのため、妊娠中から産後にかけて、お母さまをはじめとする家族のお口の健康管理が大切です。
むし歯菌の感染リスクを減らすことで、お子さまが健康な歯でスタートを切ることができます。出産を控えた方は、ぜひご家族皆さまで歯科検診を受け、むし歯予防に取り組んでいただくことをおすすめします。
当院では、妊娠中の方やお子さま連れの方も安心して通院できる環境を整えております。